「自分以外の人間は全員敵」から脱却するための5つの考え方

悲しみを抱えいている人

こんにちは、寅吉です。

あられ

自分以外の周りの人間が全員敵にみえる…
どうしたらもっと生きやすくなれるの?

本記事では、このような悩みを解決します。

僕のざっくり経歴
  1. Fラン大学中退
  2. 就活全滅
  3. 引きこもり
  4. 個人の力で稼ぐ

自分以外の人間は全員敵マインドって、めちゃくちゃ辛いですよね。

「どうせあいつは俺の敵なんだ」

過去の僕も、自分以外の人に対して敵意丸出しで生きてきました。

でもこれって、自分を守ろうとするあまり、あえて自ら壁を作ってしまうんですよね。

全員が敵に見えるマインドには、ちゃんとした理由があるんです。

今回は、僕の実体験をもとに下記を解説していきます。

  • 自分以外の人間は全員敵と感じる理由
  • 敵だらけの世界から抜け出すための6つの考え方
  • 自分以外の人間は全員敵と思う自分を変える方法
目次

自分以外の人間は全員敵と感じる3つの理由

ブラックホール

「自分以外の人間は全員敵」と感じてしまう背後には、実は心理的メカニズムがあるんです。

ここでは、その主な原因を3つの視点から深掘りしていきます。

本能的な防衛反応としての「敵」

人間の心理には、他者を「敵」として認識し、警戒する本能的な反応があります。

古代の人々が生き延びるためには、他者や周囲の環境を脅威と感じる必要がありました。

この生存本能が、現代社会でも無意識に働き、他人に対して過剰な警戒心を抱くことにつながっているんです。

実際に、見知らぬ人に話しかけられると、少なからず緊張感を抱きますよね?

つまり、他人に対して敵意を抱くことは、人間の心理における基本的な仕組みなんです。

過去の経験が作り出す「敵意フィルター」

過去に傷つけられた経験があると、心の中に「敵意フィルター」が形成されます。

このフィルターは、過去の出来事に基づいて他人を無意識的に「敵」と見なしてしまう心理的な仕組みです。

いじめを受けていた頃は、他人を無意識的に敵判定してました。

「あいつは俺を傷つけようとする敵なんだ」みたいに。

敵意フィルターは、過去の痛みを引きずってるときに、大きく働いてしまうんです。

  • 友人に裏切られた
  • 彼女、彼氏に浮気された

上記のような経験があると、すべての人を疑ってしまうようになるんですよね。

人から見下されることが多い人は、以下の記事を参考にしてください。

もう限界!見下してくる人への最大の仕返しとは?【注意点も紹介】

社会的圧力と自尊心の防衛

人は常に他人の目を意識し、評価されることに敏感です。

特に、自尊心が低い場合や自己評価が不安定な時、他人との比較が過剰になりやすいんですよね。

実はこの心理は、社会的圧力から逃れたいという防衛本能なんです。

  • SNSでの他人との比較
  • 職場での競争とライバル視
  • 親の期待に応えられないプレッシャー

分かりやすいのが、SNSですかね。

インスタで、幸せアピールをしてる人を見るたびに「俺ってなんか劣ってるな」と感じてました。

そのたびに、その友人や知人に対して「敵」と思い込んでいましたね。

SNSは他人との比較が顕著に現れるので、よけいに他人を敵視するようになってしまうんです。

「自分以外は敵だらけの世界」から抜け出すための5つの考え方

成功の階段を登る人

実は、自分以外の人を敵視するのって辛いんですよね。

なんかこう、常に気力を消耗しているみたいに。

なので、ここでは自分以外は全員敵マインドから抜け出す思考を紹介します。

他人を敵視するたびに「モヤモヤ」を感じてる人は、必見の内容ですよ。

判断を「敵か味方か」で分けない

多くの人は、無意識に他人を「敵」と「味方」に分けています。

実はこの二極的な考え方こそ、対立を生み出す原因なんです。

なので、他人を「敵」「味方」と決めるのではなく、

  • 発言や行動
  • 背景や状況

上記を加味して、相手の意図を理解してみてください。

上司の厳しい指摘を、すぐに「こいつは敵だ!」と判断するのをやめて、

代わりに、厳しい指摘の意図を汲み取ることにフォーカスしてほしいんです。

ちなみに僕は、相手の意図を読み取るようになってからは、より一層人の見極めに特化できました。

「なんかこの人は胡散臭いな」「指摘は厳しいけど、自分のために言ってくれてるんだな」みたいな。

判断基準を「敵か味方か」ではなく、「どんな意図で発言をしているか?」に置き換えることで、敵対的な思考から解放されますよ。

敵ではなくバックグラウンドを考慮する

相手の背後にあるバックグラウンドを理解すると、敵対的な感情を減らすことができるんですよね。

めちゃくちゃ下品なたとえになりますが、煽り運転をされた時をイメージしてみてください。

  • 煽られた→ムカつく
  • 煽られた→う○こ我慢してるのかな?→道を譲ってあげよう

どちらの思考が、相手に対して敵対心を減らせると思いますか?

おそらく、後者ですよね。

他人の言動や行動に感情的に反発する前に、一瞬でいいので相手の背景を考えてみてください。

  • どんな経験をしてきたのか?
  • どんな環境に置かれてきたのか?
  • なにか理由があるんじゃないのか?

僕もこの思考を持つようになってからは、相手に怒りを感じることが格段に減りましたね。

価値観の違いを受け入れ、「敵意」を持たない

人は無意識的に、自分と価値観が違う人を敵対視してしまうことがあります。

冷静に考えると当たり前ですが、人それぞれ価値観はバラバラですよね。

つまり、価値観の違いを受け入れて、尊重することで「敵だらけの世界」から抜け出せるんです。

とはいえ、最初はめちゃくちゃ難しいです。

過去の僕は「自分と違う価値観=悪」と思っていたので、かなり時間がかかりました。

具体的な方法は、以下のとおり。

  1. 他人の価値観を理解するように務める
  2. 冷静に受け止める
  3. 相手を尊重する意識を持つ

次第に、価値観が180度違う人と対峙しても、闇雲に敵対することがなくなりますよ。

段階的に人を信用する

信頼は一度に築けるものではなく、段階を踏んで育てるものです。

つまり、他人を信用する過程で、無理に心を開く必要はないんですよね。

  1. 小さな頼み事をする
  2. 少し個人的は話をする
  3. 相手と価値観をシェアしてみる

相手との信頼構築は、スモールステップでいいんです。

信頼できるかどうかは、一回きりの行動で決まるものではありません。

時間をかけて、段階的に裏切られるリスクを減らしていけばいんです。

敵意フィルターを外す

僕たちは、過去の経験や思い込みによって、無意識に他人を「敵」とみなすことがあります。

この敵フィルターを外すことで、より良い人間関係を築きやすくなりますよ。

具体的な方法は、以下のとおり。

  • 敵意フィルターを発動する場面を把握する
  • 中立的な視点をもつ
  • 敵のラベリングをやめる

特に、敵意フィルターの発動を把握することが重要ですね。

たとえば、上司に厳しく注意されたとき、

  • この人は自分を攻撃してる
  • 業務上の指導をしてくれてる

どちらの考え方が、敵マインドに陥りやすいかは明白ですよね?

状況を冷静に考えることで、敵意フィルターを外す第一歩につながりますよ。

「自分以外の人間は全員敵」と思う自分を変えてみよう

運命の分かれ目

「他人は信用できない」と感じることは、珍しいことじゃないんです。

でも、敵対思考が強くなりすぎると、社会的に孤立しやすいんですよね。(経験済み)

「自分以外の人間は全員敵」と思う自分を変えるための3つの視点を紹介します。

「敵がいる方が楽」な心理に気づく

実は、他人を「敵」とみなすことには、意外にも心理的なメリットがあるんです。

それは、責任を自分以外の人間に押し付けられること。

  • 上司が嫌なやつだから仕事がうまくいかない
  • 親が厳しすぎたから、こんな性格になった
  • 友人が自分を理解しないから、孤独になる

すべての原因を「敵のせい」にすることで、自分が変わる必要がなくなるんですよね。

過去の僕も、引きこもりになったことや、就職できないことを敵のせいにしてました。

もちろん、すべての問題があなたのせいではありません。

相手が悪いと決めつける前に「自分にもできることがあるのでは?」と考えてみて欲しいんです。

これだけで、世界の見方が大きく変わりますよ。

上司が厳しい場合でも、以下のように適応できます。

  • 指摘された部分を少し改善してみよう
  • 上司の性格を理解して、うまく立ち回ろう

自分が変わることで、状況がいい方向に変わる可能性は大いにありますよ。

本当は「仲間が欲しい」と思っていないか?

なかなか認めにくいですが、実は心の底では「仲間が欲しい」と思ってしまうんですよね。

  • 他人と協力したいのに、裏切られるのが怖い
  • 本当は理解してほしいのに、拒絶されるのが怖い
  • 助けを求めたいのに、弱いと思われるのが嫌だ

僕は上記の理由で、本音を隠そうとしてきました。

つまり「全員敵」という思考は、一種の自己防衛なんですよね。

仲間がほしい→でも傷つきたくない→自分以外全員敵だ!

みたいな。

敵マインドから抜け出したいなら、まずはあなたの本音を確かめてみてください。

自分が先に心を開く

ひとつ、厳しい現実をお伝えします。

あなたがどれだけ信頼できる人を待っていても、そんな人間は現れません。

返報性の法則をご存知ですか?

ざっくり言うと、優しくされたら自分も優しくすることです。

つまり、あなたが相手を信頼できるか様子を伺ってても、一向に状況は好転しないんですよ。

なぜなら、相手も同じようにあなたの様子を伺っているから。

  • 敵意を持たずに接する
  • 軽い話題から交流をしてみる
  • されたら嬉しいことを相手にする

上記のステップを踏むことで、傷つくことを防ぎつつ、他人との関係を築いていけますよ。

少しずつ無理なく全員敵マインドを改善しよう

高いところから見つめる人

「自分以外の人間は全員敵」と感じる状態から抜け出すには、時間がかかります。

長年染みついた敵意フィルターや、不信感を一瞬で取り払うのは不可なので。

でも、少しずつ視点を変えることで、敵だらけの世界から抜け出すことができます。

  • 敵か味方の二元論を手放す
  • 相手の背景を考慮する
  • 100%信用しなくていい
  • 自分から先に心を開く

上記を実践することで、息苦しい世界から脱出できますよ。

「自分以外の人間は全員敵」の思考から抜け出し、本当に生きやすい世界を生きてみませんか?

それでは、また。

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この記事を書いた人

このブログでは、自己理解をベースに本当の自分を見つけ、人生を取り戻す方法を発信しています。

かつての僕は、大学中退、引きこもり、フリーターを経験し、幾度なく人生に迷い、生きづらさを感じる日々を送っていました。

しかし、自己理解を深めることが、人生を大きく変えるきっかけになり、思い込みや不安から解放されました。

そして今では、自分のペースで充実した日々を送っています。

もし今、生きづらさを感じたり、人生に絶望しているなら、当ブログを参考にしてみてください。

それでは、自分の人生を取り戻す用意はいいですか?

コメント

コメント一覧 (3件)

  • 構うもんか、誰からも相手にされない?
    大いに結構、余計な邪魔が入らないだけマシだ

    • 孤独王さん、コメントありがとうございます。
      >余計な邪魔が入らないだけマシだ

      この気持ち、死ぬほど理解できます。
      僕も一時期、孤独王さんのように自分以外の人間を敵視していたので。

      でも、なにかと突っ張って生きていると、次第に虚しさを感じることが多々あるんですよね。

      文章から察するに、孤独王さんは何か大切なことに取り組んでいると思います。

      もし、心が折れそうになったらいつでもメールしてください。

      いつでも待っています。

  • 良い子ぶんなゴミ
    自分以外敵で何がいけないんだ?
    お前にんなことまでビービー言われないといけないのか?
    思い上がるなよクズ

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